「まずは全てにおいてリズムがいい。ルーティンからフィニッシュまでよどみのないスイングリズムは元より、胸を張って堂々と歩くリズム、キャディさんとの会話のリズムといったプレー全体のテンポとリズムが抜群です。だから、流れをつかんだときには離さない。組全体でノッていくことができるんです。そしてプレッシャーがかかった場面でも同じプレーができる」
もう一つは他人と比較をしないこと。「ほかの選手のスコアを見てのプレーとなればどうしても“1点差”の戦いになる。でも、山下さんは敵と戦っているのではなく、自分の目標と戦っていました」。同組の選手たちを見ていれば3日目に6打差もつけることはできなかっただろう。接戦に持ち込まずにいけたのは、その思考法が大きい。
■スイングは曲がらない要素がたくさん!
もちろん、リズムだけではメジャーの舞台でレコードを出すことはできない。「山下さんはショットが曲がらない要素がふんだんです」というしっかりとした技術の裏付けがある。
「まずはスイングプレーンがすごくいい。なぜかといえば、両腕が常に体の前にあり、クラブが上げたところに下りてくる。かつ、フェース面の開閉が少なく入ってくるときと出ていくときが一緒。これらが長いインパクトゾーンを生み出し、点ではなく線でのインパクトを生み出す。だから左右のズレがない」
さらに前述した通り、山下はアドレスからフィニッシュまでよどみがない。「ミスしようが最後まで振り切れている。これがすごく大事」。それでも、今大会まで3試合連続で予選落ち。最後のピースは、微妙なズレを直し、話題となった『ボールの後方からリーディングエッジを飛球線と同じ方向に合わせ、両足を広げて構えたらボールに正しくヘッドを構えてグリップを握り直す』ルーティンだ。
もう一つは他人と比較をしないこと。「ほかの選手のスコアを見てのプレーとなればどうしても“1点差”の戦いになる。でも、山下さんは敵と戦っているのではなく、自分の目標と戦っていました」。同組の選手たちを見ていれば3日目に6打差もつけることはできなかっただろう。接戦に持ち込まずにいけたのは、その思考法が大きい。
■スイングは曲がらない要素がたくさん!
もちろん、リズムだけではメジャーの舞台でレコードを出すことはできない。「山下さんはショットが曲がらない要素がふんだんです」というしっかりとした技術の裏付けがある。
「まずはスイングプレーンがすごくいい。なぜかといえば、両腕が常に体の前にあり、クラブが上げたところに下りてくる。かつ、フェース面の開閉が少なく入ってくるときと出ていくときが一緒。これらが長いインパクトゾーンを生み出し、点ではなく線でのインパクトを生み出す。だから左右のズレがない」
さらに前述した通り、山下はアドレスからフィニッシュまでよどみがない。「ミスしようが最後まで振り切れている。これがすごく大事」。それでも、今大会まで3試合連続で予選落ち。最後のピースは、微妙なズレを直し、話題となった『ボールの後方からリーディングエッジを飛球線と同じ方向に合わせ、両足を広げて構えたらボールに正しくヘッドを構えてグリップを握り直す』ルーティンだ。