パッティングのうまさも、勝はツアートップレベルだという。今季のパーオンホール平均パット数は、1.7494で2位。1位は西村優菜で1.7452、その差はわずかだ。
「西村さんにしろ、勝さんにしろ、入る日はとてつもなく入るんです。そういう人に限って、同じ練習をずっと続けています。勝さんは、2本のスティックをヘッドの幅に置いて、1.5メートル先のペットボトルにボールを当てるドリルを、毎日続けています。カップに入れることよりも、フェース面の管理を徹底しているのです。その結果、入るパットになる。今大会では、グリーン上でのテンポも良かったように見えました。ストロークの始動の前に、ヘッドで地面を3回くらい叩く動作が見られました。テークバックに入るまでのリズムを整えているのでしょう」
もっとも、勝のパッティングは高校時代にアマチュア優勝したときから、「一級品だった」と辻村は評価していた。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、松森彩夏、吉田優利などを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。
「西村さんにしろ、勝さんにしろ、入る日はとてつもなく入るんです。そういう人に限って、同じ練習をずっと続けています。勝さんは、2本のスティックをヘッドの幅に置いて、1.5メートル先のペットボトルにボールを当てるドリルを、毎日続けています。カップに入れることよりも、フェース面の管理を徹底しているのです。その結果、入るパットになる。今大会では、グリーン上でのテンポも良かったように見えました。ストロークの始動の前に、ヘッドで地面を3回くらい叩く動作が見られました。テークバックに入るまでのリズムを整えているのでしょう」
もっとも、勝のパッティングは高校時代にアマチュア優勝したときから、「一級品だった」と辻村は評価していた。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、松森彩夏、吉田優利などを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。