10番パー4(オーガスタ女子アマ450ヤード、マスターズ495ヤード)
オーガスタのバックナインは強烈な打ち下ろしのパー4から。前回のオーガスタ女子アマでは難易度がナンバーワンだった。1999年に尾崎将司はここでイーグルを奪取。13年にはアダム・スコットがプレーオフ2ホール目だったここでグリーンジャケットに袖を通している。ホール名はカメリア。
■松山英樹20年マスターズ成績
パー、バーディ、ボギー、ボギー
■安田祐香19年オーガスタ女子アマ成績
ボギー
■松山英樹20年マスターズ成績
パー、バーディ、ボギー、ボギー
■安田祐香19年オーガスタ女子アマ成績
ボギー
【ティショットのポイント】右は絶対に避けたい
まずスキー場のゲレンデのような打ち下ろし。ティショットはホールなりにドローボールを打つと、セカンド地点の傾斜も合わさってランも出て距離を稼ぐことができる。「傾斜で左に落とせばエッジまで160ヤードくらいのところに行ってくれる」。さらに安田のときのようにピンが右にあればさらに狙いやすくなり、パッティングを考えたショットが打ちやすい。だが、まさに天国と地獄。右に行けば長いクラブを持たされシビアで繊細なショットが要求されることとなる。
【2打目のポイント】奥でも手前でもダメ “逆算”のマネジメントを
グリーンも一筋縄ではいかない。手前過ぎるとこぼれ、右からも傾斜がある。「ここも下りのパットは止まらないので、できる限り上りのパッティングを打てるような位置に置きたいですね。奥も手前もダメですが…」。どのホールにも共通することだが、グリーン上から逆算したティショットがオーガスタ攻略にはとても大事だ。
ちなみに、左に落とす選手が多発するのはセカンド地点のライも関係する。ツマ先上がりの傾斜に止まることが多いためだ。
ちなみに、左に落とす選手が多発するのはセカンド地点のライも関係する。ツマ先上がりの傾斜に止まることが多いためだ。