今大会のあとには海外メジャー初戦の「シェブロン選手権」が控える。6年目の今季もメジャー制覇が最大目標。「ピークの持って行き方も考えながら毎日過ごしていて、それが目に見えて順調です。課題も明確で、これまでの経験がすごく生きています。今大会は前哨戦となりますが、順位的にも内容的にも非常に楽しみな一戦になると思いますよ」と大会2勝目に期待を寄せる。
■ベテランの雰囲気を醸し出す古江彩佳はコースとの相性抜群!
「HSBC女子世界選手権」以来、今季4試合目となる古江はここまで予選落ちなし。安定感は抜群だ。「初めてのコースばかりなのに、ここまで慌てず楽しくプレーされているように見えます。特にインタビューで何度も口にしていますが“緊張しない”というのは彼女の強い武器となっていますね」と何年もプレーしていた選手のようなたたずまいに見えるという。
攻め方もベテランのような巧みさだ。「グリーンが軟らかいときにはキャリーとスピンを考えてピンをデッドに攻めていき、風が強く硬いときにはランを考えて、ときには傾斜を使って寄せていきます。どんな状況でも乗せるだけじゃなく、チャンスを生み出しています。こういった攻め方はルーキーの年からなかなかできるものではありません」。キャディのマイク氏とのコミュニケーションもばっちりで、マネジメントのうまさはアメリカでも光る。
それが如実に表れたのが「ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ」の3日目。多くの選手が強風でスコアを落とすなか、アンダーパーで回り切った。「ほかの選手が『どうやってアンダーを出したの?』と驚くような状況でもマネジメントで乗り切りました。どのコースでもどのような状況でも安定して自分のプレーができる。非常にタフな選手です」。元々「風は好き」という古江だが、言葉どおり苦にしていない。
飛距離の部分でもネガティブな部分は少ない。飛ぶタイプの選手ではないが、「フェアウェイウッドはもちろん、古江さんが一番よく使う6番ユーティリティの精度はほかの選手のウェッジ並みに高い。2打目を最初に打つことが多いですが、ほかの選手よりも後ろからビタっとピンにつける。一緒に回っている選手も驚いていますよ」と長い番手を巧みに使い、日本より長いコースでも壁を感じさせない強みを持つ。
■ベテランの雰囲気を醸し出す古江彩佳はコースとの相性抜群!
「HSBC女子世界選手権」以来、今季4試合目となる古江はここまで予選落ちなし。安定感は抜群だ。「初めてのコースばかりなのに、ここまで慌てず楽しくプレーされているように見えます。特にインタビューで何度も口にしていますが“緊張しない”というのは彼女の強い武器となっていますね」と何年もプレーしていた選手のようなたたずまいに見えるという。
攻め方もベテランのような巧みさだ。「グリーンが軟らかいときにはキャリーとスピンを考えてピンをデッドに攻めていき、風が強く硬いときにはランを考えて、ときには傾斜を使って寄せていきます。どんな状況でも乗せるだけじゃなく、チャンスを生み出しています。こういった攻め方はルーキーの年からなかなかできるものではありません」。キャディのマイク氏とのコミュニケーションもばっちりで、マネジメントのうまさはアメリカでも光る。
それが如実に表れたのが「ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ」の3日目。多くの選手が強風でスコアを落とすなか、アンダーパーで回り切った。「ほかの選手が『どうやってアンダーを出したの?』と驚くような状況でもマネジメントで乗り切りました。どのコースでもどのような状況でも安定して自分のプレーができる。非常にタフな選手です」。元々「風は好き」という古江だが、言葉どおり苦にしていない。
飛距離の部分でもネガティブな部分は少ない。飛ぶタイプの選手ではないが、「フェアウェイウッドはもちろん、古江さんが一番よく使う6番ユーティリティの精度はほかの選手のウェッジ並みに高い。2打目を最初に打つことが多いですが、ほかの選手よりも後ろからビタっとピンにつける。一緒に回っている選手も驚いていますよ」と長い番手を巧みに使い、日本より長いコースでも壁を感じさせない強みを持つ。