星野の魅力は平均300ヤードを超えるドライバーの飛距離。細身ながら186センチの長身からビッグドライブを放つ。風が強いなかでの低い球もお手のもの。さらに飛ばすだけでなく小技も得意。今年の全米オープンでは自身メジャー出場3戦目で初めて予選を突破し決勝ラウンドに進出。松山英樹と並ぶ26位タイで大会を終えた。将来は米国男子ツアー参戦を目指しているだけに、少しでも上位に食いこみ、世界ランキングを上げたいところだ。大会後には東京五輪も控えている。
■木下稜介は国内ツアーで今年もっとも飛躍&活躍した男
現在、賞金ランキング2位の木下は、今回の全英オープンがメジャー初出場。昨年1月に行われた「SMBCシンガポールオープン」の上位の資格で全英オープンの出場権を手にしたが、昨年大会はコロナで中止。待ちに待った1年越しのメジャー出場となる。
木下は松山英樹や石川遼と同じ学年の29歳。これまで何度も優勝争いに絡むも初優勝は遠かった。今年6月の国内メジャー、「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」で涙の初優勝を挙げると、次戦の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」で早くも2勝目。初優勝からの2連勝は日本人では初めての快挙だった。今年だけで考えれば、国内でもっとも飛躍し、活躍した選手と言っていいだろう。
そんな木下の武器はショット力。稲見萌寧のコーチでもある奥嶋誠昭氏に、昨年末から本格的に指導を受け始め、ショットの精度の指標となる『パーオン率』が飛躍的に向上した。19年シーズンは65.11%で40位だったが、今年は71.40%で現在3位につけている。ドローヒッターの木下は、全英オープン出場が決まってから、ドライバーでの低いフェードを練習してきた。約1年半が過ぎて、それはすでに木下の武器となっている。ショットの上手さはツアー屈指。勝利を経験したことで、課題のパッティングにも自信がついてきた。
「欧州ツアーのQTに出てみたい」という木下は、大会2日目の16日に30歳の誕生日を迎える。「練習ラウンドをお願いする予定」と言っていた松山はいないが、29歳最後の日と、30歳最初の日に良いプレーをして、海外参戦への足がかりを築きたい。
■木下稜介は国内ツアーで今年もっとも飛躍&活躍した男
現在、賞金ランキング2位の木下は、今回の全英オープンがメジャー初出場。昨年1月に行われた「SMBCシンガポールオープン」の上位の資格で全英オープンの出場権を手にしたが、昨年大会はコロナで中止。待ちに待った1年越しのメジャー出場となる。
木下は松山英樹や石川遼と同じ学年の29歳。これまで何度も優勝争いに絡むも初優勝は遠かった。今年6月の国内メジャー、「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」で涙の初優勝を挙げると、次戦の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」で早くも2勝目。初優勝からの2連勝は日本人では初めての快挙だった。今年だけで考えれば、国内でもっとも飛躍し、活躍した選手と言っていいだろう。
そんな木下の武器はショット力。稲見萌寧のコーチでもある奥嶋誠昭氏に、昨年末から本格的に指導を受け始め、ショットの精度の指標となる『パーオン率』が飛躍的に向上した。19年シーズンは65.11%で40位だったが、今年は71.40%で現在3位につけている。ドローヒッターの木下は、全英オープン出場が決まってから、ドライバーでの低いフェードを練習してきた。約1年半が過ぎて、それはすでに木下の武器となっている。ショットの上手さはツアー屈指。勝利を経験したことで、課題のパッティングにも自信がついてきた。
「欧州ツアーのQTに出てみたい」という木下は、大会2日目の16日に30歳の誕生日を迎える。「練習ラウンドをお願いする予定」と言っていた松山はいないが、29歳最後の日と、30歳最初の日に良いプレーをして、海外参戦への足がかりを築きたい。