＜マスターズ 最終日◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC（7,435ヤード・パー72）＞

「マスターズ」3日目を単独首位で終えたパトリック・リード（米国）は、最終組で回る最終日を見据え、「明日の夜を楽しいサンデーナイトにしたい」と言った。

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米ツアー5勝の27歳。立派な体格に恵まれ、しばしば熱くなる性格だが、その半面、彼の心は繊細で、迷信や謂れをとことん信じ、ゲン担ぎもする。

そのうちの一つは「家中のドアをすべて閉めたと確認せずには眠れない」というもの。どんなときも「ドアをきちんと閉めるまでベッドに入れない」。それはリードの「自分」に対する頑固さの表れなのだろう。

2012年に米ツアーのQスクールを突破。2013年から米ツアーで戦い始めたリードは、その年の「ウィンダム選手権」で早々に初優勝を挙げたのだが、そのときプレーオフで負かした相手はジョーダン・スピース（米国）だった。